ダイが逝ってしまいました

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2007年1月のある寒い日、子猫の白黒猫モモと、モモを守るようにしていた

黒猫ダイを、公園で見つけて保護しました。

その頃のがん家には、猫小屋も隔離部屋もなく、感染症の検査をしていない

モモとダイを家に入れられませんでした。　犬小屋を大きなビニールで囲い、

発泡スチロールやカイロを入れて玄関先で世話することに。

自分たちが、がん家の一員になったことが判ったのか、ダイはがん家の敷地

から外へ出ることはありませんでした。

 裏庭でまったりするダイ。

新しいクッションに入れ替えようとすると、待っていられないのか

早々に感触を確かめるダイ。

やがて感染症検査も終わり、2匹仲良くがん家の中へ。

そして、何年かは安寧に暮らしていたのですが、 

ダイは重い皮膚アレルギーに罹ってしまいました。

全身をかきむしって血だらけに。　においもすごかったのです。

何回も何回も病院へ連れて行っては、ステロイドを注射してもらいました。

包帯で全身グルグル巻きになることもしばしば。　こんな酷い状態が何年も

何年も続きました。　食事療法も行って、ダイの好きなゴハンを与えることが

できないのはつらかった。

でも今年になってから、皮膚アレルギーが劇的に改善。

激しく出血していた全身の傷はすべて塞がり、綺麗な黒毛が生えて来ていました。

こんなにゴロゴロニャンコ。

１０月、ゴハンを食べなくなって、ついには水も飲まなくなりました。

病院でインターフェロンと点滴をしていましたが、少しは体が楽になったかな。

背骨が見えるくらいガリガリになっても、「ダイ～」と呼ぶと近寄ってきて、

アタマをコテっと僕にあずけます。 愛しのダイちゃんです。

 

僕が大好きなダイちゃん、日曜日のお昼ころ逝ってしまいました。

なんでかな、今年は大事にしている子ばかり逝ってしまいます（涙）。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　月曜日、荼毘に付してきます。

 

 

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ダイの白血病と皮膚アレルギー

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7月の初めに、永く患ってきたダイの皮膚アレルギーが快方に向かっている

と、喜んだばかりなんですが、かーさん曰く、

かーさん：　アレルギーは自己免疫反応。白血病が発症して自己免疫が
　　　　　　　低下した結果、アレルギーによる皮膚反応が低下。（ΦωΦ）

つまり、白血病発症により皮膚アレルギーが治ったということらしく。

もし本当に発症していたら、ダイは年を越せないかも知れません。

 

 

去年5月からルナ、テン、サン、リクを白血病で見送ったばかり。

白血病の子の最後は、看取るのがとてもつらい。

 

隔離部屋に一匹暮らしのダイ。いつも寂しいからか、僕が部屋に入ると

飛んできてスリスリゴロゴロ。カラダを撫でると気持ちよさそうに目を

細めます。

やっと僕に甘えてくるようになったダイも、送らなければならないのかと

思うと、なんともやりきれません。

 

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ゴロニャンに変身したダイ

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今まで、僕を見ると病院へ連れて行かれると思って逃げ回っていた

黒猫のダイ。

 

手のひらを返したように、急にゴロニャン猫に変身したとです。

 

かきむしって血だらけだったカラダも、背中の一部を残して皮膚が再生。

 

僕の前で大アクビするほど気を許しています。

 

ゴロゴロです。

 

 

白血病とエイズ、ダブルキャリアのダイ。　発症していないようだし、皮膚アレルギーも

良くなっているし、このまま安寧に暮らせますように。

 

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